近日中にもリリースされると推測されていた「iOS8.0.1」
本日Appleが正式リリースしたものの、アップデート後に携帯キャリアの電波を掴まなくなって圏外になってしまう不具合や、TouchIDが使用できなくなる不具合が多数報告されており、Appleは公開を中止しました。
アップデート内容
公開時のアップデートの内容は、
- HealthKitのAppをApp Storeで入手可能に出来るようにバグを修正
- ユーザーがパスコードを入力した時に他社製キーボードの選択が解除される事がある問題を修正
- 一部のAppがフォトライブラリの写真にアクセス出来ない問題を修正
- iPhone 6及びiPhone 6 Plusでの簡易アクセス機能の信頼性が向上
- SMS/MMSメッセージの受信時にモバイルデータ通信が予期せず使用される事がある問題を修正
- App内課金に関するファミリー共有の承認と購入のリクエストのサポートが向上
- iCloudバックアップから着信音が復元されない事がある問題を修正
- Safariから写真やビデオをアップロード出来ない問題を修正
しかしリリース後すぐに不具合が多数報告されたようで、現在(執筆時点)では公開が中止されています。
圏外とTouchID
報告されている不具合は、「iOS8.0.1」にアップデート後に携帯の電波を掴まなくなってしまい携帯ネットワークに接続できず圏外になる不具合。また、指紋センサーが反応せずに「TouchID」が利用できなくなってしまう不具合です。
【 Image Source: MacRumors 】
(追記2014.09.25 14:20)
復元を行うことなくパソコンと接続して「iOS8.0」へダウングレードを行うことで不具合を解消できるようです。
深刻な不具合が出た「iOS8.0.1」を「iOS8.0」にダウングレードして戻す方法。 – iPhoneのこととかいろいろ
(追記:20140.9.25 15:30)
Appleが今後数日以内に問題を修正した「iOS8.0.2」の公開に向けて動いているようです。
iTunesで復元
MacRumorsによると、アメリカやカナダ、ドイツなど世界各地でこの問題が報告されており、「iPhone6」と「iPhone6 Plus」でアップデートを行った際に発生している模様です。
また、MacRumorsではこの問題が発生した際の対処法として、AppleのサポートはiTunes経由でiPhoneを復元する事を勧めているとのことを伝えています。
日本時間の深夜にリリースされた「iOS8.0.1」
不具合が世界各地で報告されてAppleはすぐに公開を中止しています。ですので日本での影響は限定的なもので済んだかもしれませんが、生憎「iOS8.0.1」にアップデートしてしまい不具合が発生してしまっている「iPhone6」と「iPhone6 Plus」ユーザーは、iTunesでの復元を試してみるといいかもしれません。
今回の「iOS8.0.1」の不具合に関して、Appleから新たな発表があれば改めて報告したいと思います。
今回は以上です。
ほなまた。
via MacRumors