Flash
長年にわたりインターネットの世界で活躍してきた「Flash」コンテンツ。
ついに、ついに終焉の時が近づいているようです。。
現に、アドビ自身が「HTML5」への移行を促すなど、その寿命を終えようとしています。
先日、ブラウザのシェアでトップの座を射止めたGoogleの「Chrome」
どうやら年内にもFlashコンテンツのブロックを開始することが判明しました。
Chrome
Googleのブラウザである「Chrome」
以前から、「Chrome」はほとんどのウェブサイトで「Flash」の動作を停止していましたが、今年の第4四半期（10〜12月）からはユーザーが許可した「Flash」コンテンツ以外はすべてブロックされることになるとのこと。
Googleは「Flash」の代わりに「HTML5」をデフォルトで採用する計画を発表しています。
ついにこの時が来たかぁと、感慨ひとしおな感覚を持った私です。。
「Flash」はこれまで何度報じられたかわからないほどの不具合が報告されており、ブラウジングにおける潜在的な脆弱性となっていました。
その「Flash」にとって代わる存在となったのが「HTML5」というわけです。
ただし、今回の「Chrome」の「Flash」コンテンツブロックの措置ですが、YouTube、Facebook、Yahoo、Twitch、Amazonなど10個のサイトは1年限定でこのブロックから除外されるとのこと。
利用者が膨大な数に上るであろうこれらのサイトで、いきなりブロックしてしまうとさすがに多大な影響がでてきそうですもんね。
とはいえ、あくまでも1年間の措置であることから、いずれにせよ「HTML5」への移行が必須となってきます。
ニコ動ほか
また、日本国内に目を向けて「Flash」コンテンツと考えて、まず頭に浮かんだのが「ニコ動」こと「ニコニコ動画」です。。
「Flash」を用いて提供されているサービスであることから、今回の「Chrome」の「Flash」コンテンツブロックの影響をもろに被ってしまいそうですね(－－〆)
しかしその時になってみないとわかりませんが、「ユーザーが許可したFlashコンテンツ以外」はすべてブロックされるとのことですので、ユーザー自身が「ニコ動」の「Flash」を許可！とすれば問題ないということになるのかな！？
このあたりは実際にGoogleが「Chrome」の「Flash」コンテンツブロックをデフォルトにした後にならないとわかりませんが。。
また、そんじゃ「Chrome」以外のブラウザを使えよ！という声も聞こえてきそうですが。。
とはいえ、時代の流れは「HTML5」へと向かっていることは確かな話です。
いずれは完全に「Flash」が終焉を迎えることはそう遠くはないことかと思います。
「ニコ動」をはじめとする、「Flash」を用いたサイトは「HTML5」への移行といった対応が必須となることでしょう。。
また、「ニコ動」以外にも、「Flash」を用いたサイトやサービスは数多く残されているのが現状です。
そして「Chrome」の「Flash」コンテンツブロックがデフォルトになるのも事実です。
今後、Web業界を中心に大きな動きが出てきそうな話ですね。。
長い間、活躍していただいた「Flash」には哀悼の意をこめて「ありがとう」と言ってあげたいです。
そして新しく迎える「HTML5」へは「これからよろしくお願いします」と、温かく迎えいれてあげたいところです。
では、今回は以上です。
ほなまた。
