iPhoneの脱獄(jailbreak)
iPhoneを持っている人がかなり多いということは想像できるけれど、
では、iPhoneを脱獄(jailbreak)して使っている人ってどれくらいいるんだろう??
のっけから余談ですが、google画像検索で「iPhone 脱獄」で検索してみるとカオスな検索結果の画面がでてきました。苦笑
目が痛くなるほどのバラエティに富んだホーム画面がてんこ盛り。。
と、統計があるわけでもないので、脱獄ユーザーがどの程度いるのかまったく想像もつきません。
わたしの周りにiPhoneを脱獄している人は知っている限り皆無なので、そんなに多くは居ないのかなと思っていました。が、
そんな中、BGRにて「The end of the jailbreak era」(脱獄時代の終わり)と題した記事を見つけまして、何しろこのように取り上げられて記事になるくらいだから脱獄したiPhoneを使っている人って意外と多いのかもしれないと思った次第です。
ただ、「脱獄」という言葉は見聞きしたことはあったけれど、そもそも「脱獄」ってなんぞや?いまいちその実態や脱獄自体のことがわかっていなかったのでちょいとWikiを覗いてみると、
Jailbreak(ジェイルブレイク)とは、ユーザー権限に制限を設けているコンピュータ(携帯電話やゲーム機など)に対して、セキュリティホールを突くなどしてその制限を取り除き、開発者が意図しない方法でソフトウェアを動作できるようにすること。また、その状態のこと。日本語で脱獄(だつごく)とも呼ばれる。
この語は、一般的にはアップル社のiOS機器(iPhoneなど)に対して、アップルの認可を受けていないソフトウェア(App Storeで流通していないアプリ)を動作可能にすることを指す。
ようするにiPhoneを改造することでいろいろな非認証アプリを入れることができて、iPhoneをより便利に使おうってこと。かな? あってんのか間違ってんのかもわからないけど、、
じゃ、脱獄すると何ができるん?いいことあるん?と思ってネット検索してみたら、gori.meさんでこういうページをみつけました。
100個すべてあげるのはさすがに多いので、上から20ほど載せてみます。
1、30,000以上のJailbreakテーマ・アプリ・Tweaksがある
2、ホームボタン要らず
3、複数アプリを同時に終了できる
4、3G回線でFacetimeが利用できる
5、Bluetoothでファイルを送受信できる
6、AirPrintの対応機器数を増やすことができる
7、カッコイイエフェクトを追加できる
8、Emailアドレスショートカットが利用できる
9、着信拒否が設定できる
10、広告をブロックできる
11、iPhoneを盗まれてもトラッキングできる
12、アプリの表示名を変えられる
13、アプリをホーム画面上の好きなところに配置できる
14、複数アプリを同時に移動できる
15、連絡先画像を一覧画面で表示できる
16、他のアプリを起動中に電話を受けることができる
17、Emailにファイルを添付できる
18、Winterboardテーマが利用できる
19、Androidのテーマが利用できる
20、ブートロゴを変更できる
本当にいろいろなことができるんだ!と素直にびっくりして感動までしちゃいました、、
Appleの見解
ただこの脱獄(Jailbreak)行為はアメリカでは結局のところ完全に違法とまではいかないけれど、かなりグレーな行為であることは確かなようです。
アップルはJailbreakについてこれまでコメントを避けていたが、2009年2月に「Jailbreakが、著作権で保護されているファームウェアを無効にする行為は、アップルの著作権やデジタルミレニアム著作権法に違反する」というコメントをアメリカ著作権局に提出した。
また脱獄されたiPhoneはもちろAppleの保証対象外になります。
ようするに自己責任でってことです。
脱獄時代の終わり(The end of the jailbreak era)
と、ここまで脱獄のことについて調べてみたけれど、あれこれとできない事をしたくて脱獄を行いたいユーザーと、それを阻止しようとするAppleのいたちごっこが繰り返されてきたという事実。
BGRの記事では、そろそろ脱獄行為そのものが終わりに近づいてきていると書いています。もともと脱獄行為はiOSで実装されていなかった機能などを追加したりより使い勝手をよくしたいというところから始まったと思われます。
しかしiOSはメジャーアップデートを繰り返してきており、現在のバージョンはiOS7まで来ています。今秋にはiOS8がリリースされる予定です。
確かに登場当初は何かと不自由を感じていたiOSですが着実に機能を追加しより良いものになってきているため、脱獄行為そのものの意味合いが変わってきているようです。
脱獄ユーザーはiOSがアップデートされる度に、脱獄ツールがそのアップデートされたiOSに対応するまでの数週間や数か月もの間、前バージョンのiOSを使う事を余儀なくされています。そのことの方が脱獄してできることよりも割に合わなくなってくると記事は締めくくっています。
脱獄しなければ決してできない事もあるかと思いますが、その機能でできることは違法ではありませんか?それは決してなければいけない機能ですか?
もしもあなたが脱獄しているのであれば、今一度考えてみるいい時期なのかもしれませんね。
iOS8が、もうそこまで来てますよ。
それでも脱獄続けますか??
といっても脱獄がなくなることは決してないんだろうな。
ツールを作成している人にとってみれば脱獄行為そのものよりもセキュリティホールを突いて脱獄を達成することが目標みたくなっているだろうし、ユーザーからしてもやっぱり便利なんだろうし、合法の範囲でやっているのであれば問題ないんだから。。
今回は以上です。
ほなまた。
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