iPhone7
そのリリースから2ヶ月近く経とうとしている「iPhone7」シリーズ
当初の予想を上回る需要があるようです。
「Apple Online Store」でも各モデルとも、軒並み1-2週間以上の納期となっています。
特に、新色の「ジェットブラック」至っては3-5週間とのこと。
また、下記のような記事も出ているくらいですので、
「iPhone7」シリーズ、特に「Plus」はAppleにとって大成功と言えそうな状況のようです。
と、Appleにとって万全ともいえそうな状況の中で、とても気になる記事を見つけました。。。(´・ω・`)
異常に遅い
「iPhone7 Plus」32GBモデルについて、ストレージの処理速度が他モデルに比べて明らかに下回っているとする調査結果が出ています。
GSMArenaが、「iPhone7 Plus」の32GBモデルのベンチマークテストを行ったところ、ストレージのパフォーマンスが「iPhone6s Plus」や「iPhone7」よりも数倍低いことが判明。
計測方法はベンチマークアプリ「Basemark OS II」を使い、「iPhone6s Plus」の64GBモデルと「iPhone7」の128GBモデルとを比較するというもの。
計測結果の上の図をみると、「iPhone7 Plus」の32GBモデルのスコアが839と、「iPhone6s Plus」の1,422、「iPhone7」の1,721に比べてとても低いことが分かります。
GSMArenaによると、「iPhone6s Plus」と「iPhone7」は概ね1,300~1,700スコアを記録したのに対し、「iPhone7 Plus」が800スコアを超えることはまずなかったとのこと。
また、図からは「読み込み速度( Storage Read)」には大差がないのに対し、「iPhone7 Plus」32GBモデルの「書き込み速度(Storage Write)」が明らかに遅いことも確認できます。
メモリゲート問題!?
GSMArenaでは、今回のテストを別の「iPhone7 Plus」32GBモデルで再確認したわけではないため、今回のベンチマークテストの結果だけで結論とすることはできないとしています。
しかし、ストレージの製造を請け負うサプライヤーが異なることからこのような事態が起きてしまったのではないかとも推測しています。
サプライヤーが異なることから、「iPhone」の性能に差が出ていると噂されることは、今回のこの事象が初めてのことではありません。。
「iPhone6s」シリーズにおいて、TSMC製とSamsung製の「A9」チップで、性能が違うとして世界中で大きな話題となった「チップゲート問題」がありました。
今回の「iPhone7 Plus」32GBモデルのストレージ「書き込み速度」の大きな差。
GSMArenaが予測する通り、ストレージの製造を請け負うサプライヤーの違いによって起きているとすれば、「メモリゲート問題」として、世界中を巻き込む大騒ぎになるかもしれません。。
なお、今回GSMArenaが利用したベンチマークテストで用いたアプリ「Basemark OS II」は下記からダウンロードすることができます♪
自身の持つ「iPhone7」シリーズのスコアが気になる方は、利用してみてはいかがでしょうか♪
では、今回は以上です。
ほなまた。
via GSMArena,iPhone Maniaさん