4×4MIMO
このルータ「WX01」は4×4 MIMOに対応し、下り最大220Mbpsでの通信が行えるWiMAXのルータです。
4×4 MIMOとは?という方のためにUQWiMAXではわかりやすい図で解説してくれています。
「データの送信側(基地局)と受信側(ルーター)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、WiMAX 2+エリアでの通信時に、複数のデータを同時に送受信することで、下り最大220Mbpsの超高速通信を実現します。」
と案内がありました。
ただ、この下り最大220Mbpsのエリアというのが、現在の私の生活圏では未だ未整備のようで。。
その力を発揮する機会が、いまのところありません。。(;´・ω・)
しかし、UQWiMAXは220Mbpsのエリアの拡大に懸命に対処しているそうで、今月10月末をメドに全国エリア化が完了する予定とのこと。
下り最大 220Mbps対応エリア およびWiMAX下り最大 13.3Mbps対応エリア
2015年3月末より導入を開始したキャリアアグリゲーションによるWiMAX 2+の下り最大220Mbps対応およびWiMAXの下り最大13.3Mbps対応につきましては、本年10月末に全国エリア化を完了する予定です。
下り最大220Mbps対応エリア およびWiMAX下り最大13.3Mbps対応エリア(pdf)|UQWiMax
10月末といえばすぐそこ(´・ω・`)
私の生活圏でも220Mbpsの恩恵を受けれる日はそう遠くないようです。
iPhone6s/6S pLus MIMO
と、ここでMIMOといえばどこかで見たキーワードだなぁと考えてみると、思い当たる節がありました。
そう「iPhone6s」と「iPhone6s Plus」の話です。
先月登場した「iPhone6s/6s Plus」のWi-FiがMIMOに対応したという話です。
「WX01」が4×4MIMOに対応したルータだということは上記の通りです。
しかしあくまでも説明の図では、基地局とルータ間の話であり、ルータと接続するデバイス間ではMIMO対応となっているのかは不明です。
そこで「WX01」と、これまで利用していた「NAD11」(MIMO未対応)とでiPhone6s間の通信速度を計測してみることにしました。
【WX01(上) NAD11(下)】
ここで「iPhone6s」と各ルータ間の通信速度の計測に使ったアプリがこちら♪
「WiFi SweetSpots」というアプリです。
このアプリは無線LANで接続したルータとデバイス間の通信速度を計測できるアプリ。
よくあるネット回線の通信速度を計測するアプリではなく、ルータとデバイス間の通信速度を計測するアプリです。
さっそく「WX01」と「iPhone6s」を接続した際と、「NAD11」と「iPhone6s」を接続した際の双方の通信速度を計測してみました。
- NAD11の場合
概ね40Mbpsから60Mbpsの間を行ったり来たりしていました。
- WX01の場合
こちらは概ね300Mbpsオーバー
MIMOの実力!?
上記のように「NAD11」よりも「WX01」の方が各段に通信速度が早かったという結論。
今回のテストから察するに、「WX01」と「iPhone6s」の間でMIMOが機能しているだろうという結果となりました。。(´・ω・`)
また、今月中には全国展開されるという下り最大220Mbpsのエリア。
私の生活圏でもその恩恵をうけることができるようになった際には、実際の通信速度がどの程度まで出るのかリポートしたいと思います。
なお現在の、私の生活圏内で「WiMAX2+」エリアでの実行速度はこんな感じです。
- 下り 約24Mbps
- 上り 約1.5Mbps
まっ、こんなもんでしょう。。( ゚Д゚)
いくらデバイスとルータ間の通信速度が早くても「WiMAX2+」の限界ってもんがありますもんね。。(;´・ω・)
220Mbpsのエリア化が実施されたらどこまで数値があがるのか楽しみです。
今回は以上です。
ほなまた。