今年もゲリラ豪雨に悩まされる季節になってきましたねぇ(￣д￣)
例年稀にみる台風の発生数が多い今年でもあります。
予期せぬ突然の豪雨、いま居る場所に雨雲が迫っていることが予めわかったらなんて素敵なことでしょう♪
そんな期待に応える「高解像度降水ナウキャスト」をご紹介！
高解像度降水ナウキャストとは？
「高解像度降水ナウキャスト」とはこの8月に稼働し始めたばかりの気象庁が提供するサービスです。
気象庁のホームページにこのような説明がありました。
高解像度降水ナウキャストは、気象レーダーの観測データを利用して、250m解像度で降水の短時間予報を提供します。
気象庁は全国20箇所に気象ドップラーレーダーを設置して、日本全国のレーダー雨量観測を行っています。 このドップラーレーダー観測網は、局地的な大雨の観測精度の向上を図るため、平成24〜25年度にレーダー観測データの距離方向の解像度を従来の500mから250mに向上させるための機器更新を行いました。
高解像度降水ナウキャストは、これら気象ドップラーレーダーに加え、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国の雨量計のデータ、ウィンドプロファイラやラジオゾンデの高層観測データ、国土交通省Xバンドレーダ（XRAIN）のデータも活用し、降水域の内部を立体的に解析して、250m解像度の降水分布を30分先まで予測します。
気象庁
難しい話は抜きにして簡潔にいうと、これまでに無かった高解像度のレーダーを使って短時間の降雨情報の観測データとその先の予測データをわかりやすく提供してくれるサービスといったところでしょうか。
降雨情報
まず現在地の降雨の状況がカラーでわかりやすく表示されます。
実際の画像がこれです。
水色から赤まで降雨の強さを表示してくれます。
上の説明にもあるように、かなり細かい範囲でその様子を伝えてくれています。
先日、外出先で突然の雨に見舞われました。
その時この「高解像度降水ナウキャスト」を確認すると真っ赤(￣д￣)
でも、ピンポイントのみが真っ赤で周囲は降っていない。。すぐにゲリラ豪雨だとわかりました。
ものの数分で雨は止み、雨雲が抜けたのかもう一度確認すると真っ赤な範囲が移動していることを確認できました。
恐るべし「高解像度降水ナウキャスト」！
確実なデータを表示してくれます(*´▽｀*)
1時間後まで予測
また「高解像度降水ナウキャスト」は現在の降雨状況だけでなく、1時間先までの降雨予測を表示してくれるすぐれものです。
外出先で近くに真っ黒な雨雲を見つけたとき「高解像度降水ナウキャスト」を即確認。10分後にはいま居る地点が真っ赤なんてことにも遭遇。
速攻で近くの建物に退避。その後すぐに豪雨が通過！間一髪でびしゃ濡れを回避することができました。
1時間または3時間前から現在までの降雨状況と1時間先までの降雨予想を動画で確認することができます。
これは本当に役立つサイトです(*´▽｀*)
河川や鉄道などの表示も
「高解像度降水ナウキャスト」は日本全国津々浦々まで高解像度で表示ができます。
ただ、詳細な地域まで表示できる反面、たまに標準の地形図だけではいま居るピンポイントの位置を確認することが難しいことも。。
そんな時に役立つのが目印となる河川や鉄道、市町村名や道路を表示してくれるところ。
何も目印を表示していない標準の表示がこれ
そして河川や目印になるものを表示したのがこれ
ぐっと位置の把握がしやすくなります♪
いま居る現在地を道路や駅を目印に降雨状況を確認しやすいです(*´▽｀*)
表示設定のON/OFFも項目別に一発で簡単に切り替えることができます。
ブラウザ表示
そしてこの「高解像度降水ナウキャスト」の最大のウリはブラウザで表示できるということ。
アプリで提供されていたとしたらiOSやAndroidのバージョンの違いやアプリ提供の有無によって使えたり使えなかったりとするところ。
しかしこの「高解像度降水ナウキャスト」はブラウザでアクセスするだけで表示できるので、スマホの種類など一切関係なく確認することができます。
しかもスマホだけでなくガラケーでもパソコンでも表示可能です！！
いつでもどこでもどんなデバイスでもネット接続できていればすぐに確認OKです。
では肝心の「高解像度降水ナウキャスト」のURLはこちらです。
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
スマホでもパソコンでもブックマークしておけばいつでもどこでも確認できます(*´▽｀*)
ちょっと空模様が怪しいなぁとか、
いきなりの豪雨、どこからどこへ雨雲は移動しているのかぁとか、
いつでもどこでもすぐに確認！
外出のお伴にぜひブックマークに登録しておきましょう♪
いつの日か必ず役に立つ日がやってきますよぉ(*´▽｀*)
では、今回は以上です。
ほなまた。
