飛行機に乗る時の「スマホなどの電子機器の電源は切ってください」が一部緩和されるようです。
9月1日より
国土交通省が飛行機の離着陸時にもスマートフォンやタブレット端末といった電子機器を使うことができるように、9月1日から規制を緩和すると正式に発表しました。
飛行機への搭乗から降りるまで、電子機器の電源を切らずにゲームや音楽、動画を楽しめるようになります。
国交省の発表したのは下記の通り。
○携帯電話等の電子機器については、航空機の安全な運航に支障を及ぼすおそれがあるため、従前より、航空法に基づく告示※により航空機内での使用を制限しています。
※「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」(平成15年国土交通省告示第1346号)○このたび、欧米において航空機内における電子機器の使用に関する方針が変更されたこと等を踏まえて、航空機の安全な運航を確保しつつ、旅客の利便性を向上させるため、この制限を見直し、本年9月1日から使用の制限を緩和いたします。
○主な見直し点は、以下のとおりです。
[1] 電子機器から発射される電波に対する航空機の耐性に応じて航空機を区分し、その区分ごとに使用可能な電子機器と時間帯を拡大します。
※航空機の耐性の区分により運用が異なりますので、ご搭乗の航空機内で使用可能な電子機器については、各航空会社にお問い合わせ下さい。[2] 着陸の後、滑走路を離脱し誘導路に入った時注)から、全ての電子機器が使用可能となります。
注)誘導路がない空港については、着陸の後の滑走が終了し駐機場に向かった時
報道発表資料:国交省
なんか難しい言葉が並んでいますが、、
- 飛行機の種類B787,B777など)ごとに制限が緩和されるタイミングが違う。
- 着陸後に滑走路を離脱した時点ですべての電子機器が使用がOK
ということでしょうか。
航空会社ごとに運用
離着陸時の使用が解禁されるのは、外部と通信しない状態の(「機内モード」などに設定した)スマホのほか、デジタルカメラ、パソコン、デジタル音楽プレーヤー、携帯ゲーム機などとのこと。
以上の他、これまで上空の安定飛行中に限ってきた機内Wi-Fiも離着陸時も含め常時利用可能になるようです。
ただしこれは法令上の話。
実際の運用は各航空会社が個別で決めるようです。
9月以降に法令で緩和されたじゃないか!などといって搭乗した航空会社の制限に背いたらだめですよ!
周囲の人たちに迷惑をかけない範囲で、航空会社の指示に従って利用しましょう♪
今回は以上です。
ほなまた。
via 国土交通省