現在、Appleが出している製品にAppleTVというものがあります。テレビとネットに接続することで音楽やドラマ・映画といった動画などのコンテンツをテレビで楽しむために仲介してくれる製品です。
Amazonがこれと似たようなセットトップボックス型の新製品を来月3月に発表するかもしれないとのことです。
現在Amazonは「Amazonインスタント・ビデオ」というサービスを展開しています。
・Amazonインスタント・ビデオとは
新作映画、話題のTV番組、何度でも見たい名作映画など、見たい時にいつでも豊富なコンテンツを気軽に楽める動画配信サービスです。
ビデオはパソコン、Kindle Fireから購入することができます。購入したビデオはビデオライブラリに保存され、ウェブブラウザ、iPhone、iPadやKindle Fireから視聴可能です。
参照元:Amazon.co.jp
このように映画やドラマを様々なデバイスを用いて、レンタルもしくは購入して視聴することができるサービスです。購入した場合には無期限でいつでも好きな時に動画を観ることができ、レンタルも1本100円から可能でレンタル開始から30日間の保有期間の間であれば好きなタイミングで視聴を開始できるとても便利なサービスです。(視聴開始から24時間または48時間でレンタル終了です。)
ここにきてセットトップボックス型の製品の発表との話ですがAppleTVと同じような製品ではないかと言われています。伝えるところによると、Appleが予定しているといわれる新しいAppleTVの発表の前のタイミングを狙って発表するのではとのことです。
Amazonの新しいセットトップボックス型の製品がどのような仕様なのかは一切不明ですが、一部ではゲーム機としての機能も搭載するのではと伝えています。
またAmazonが複数のコンテンツ会社とすでに交渉を行っているとの話もあるようです。
上記で紹介した「Amazonインスタント・ビデオ」がiPhoneやiPadなどのiOSデバイスに日本で対応したのは昨年末と日は浅いです。そしてここにきての新しいセットトップボックス型の製品発表の可能性との報道です。「Amazonインスタント・ビデオ」と融合するようなものなのか、まったく別のサービスとなっていくのかなど、その関連性も不明です。
しかし今回の報道から、Amazonが動画やコンテンツ配信関連の分野に矢継ぎ早に新サービスや新製品を発表していくというAmazonの相当な力の入れ具合がみてとれます。
今回の報道はあくまでも新しいセットトップボックス型の製品を発表するのでは?ということなので、実際に発表されるかどうかは定かではありません。
ですが、こういった報道がなされること自体がAmazonの今後の展開を指し示すものだと考えられます。
Amazonの新しいデバイスへの展開といえば「Kindle(キンドル)」の苦戦が有名です。オンラインの書店として始まったAmazon、拡大の一途を辿ってくるなかで物凄い事業の拡大をおこなって成長してきていますが、また新たな分野へ挑戦の一歩を踏み出すのでしょうか。
AppleのAppleTVと似たような製品なのか、はたまたまったく違った角度の製品となるのか不明ですが動画などのコンテンツを視聴するできるセットトップボックス製品だとすればゆくゆくは双璧をなすライバルとなりえると考えます。
まずは「Kindle」の二の舞にならないことを祈りつつ、新しい製品の発表を期待しつつ待ちたいと思います。
今回は以上です。
ほなまた。
参照元
Amazon aiming to take on Apple TV with March launch of new set-top box
Amazon Planning March Launch for Apple TV Set-Top Box Competitor – Mac Rumors
Amazon’s long-rumored Apple TV competitor to launch next month? | 9to5Mac