その額1兆3260億円也!!タンスの中に眠る使わなくなったiPhone達、、=牛丼約47億杯分=柳井正氏!?

  1. Apple

 

先日、アメリカで中古の携帯電話の買取事業を行っているSellCell.comが、調査会社One Poll’sに依頼した結果、アメリカで使われなくなったまま放置されているiPhoneの価値を算出したところ、約130億ドルにものぼることがわかったと BGRが伝えていました。

 

私もそうですが、新しいiPhoneが発売されるとそれまで使っていたiPhoneがまだ使えるにもかかわらず機種変更してしまう方ってけっこう居るのではないかと思います。

下取りに出したり中古として売ってしまう、または友人や親兄弟などに譲るなどして有効活用できていればいいのですが、なかには家の引き出しの中に入れたまんまという方や、たまにさわるけど基本放置となっているiPhoneが結構な数あると想像はできます。

 

と、それにしても130億ドルともいう価値が眠っているかと思うと、その量にも価値にも驚かされます。

 

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かといって、130億ドルと一言で言ってもピンとこないです。

記事執筆時(2014.2.14 12:00)の為替レートで円換算してみることにしましょう。

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2月14日12:00現在、1ドル101円90銭後半で推移しています。 

ここではキリがいいように1ドル=102円で計算したいと思います。

そうすると130億ドルは、約1兆3260億円です。

 

1兆3260億円!! 途方もない金額です。途方もないという感覚でしか捉えることができないです。

 

ではここでもっと身近なものに置き換えてみて、その金額の持つ価値を検証してみたいと思います。

 

 

・まずは牛丼を何杯食べれるのか。

牛丼1杯280円として計算すると、

約47億3571万4285杯食べることができます。

1日3食、1年365日毎日食べ続けたとした場合、

約432万4853年間はひもじい思いをしなくて済みそうです。

 

 

ちなみに400数十年万前の地球では

370~100万年前 – アウストラロピテクス(猿人)

最初の人類とされる。一定の道具使用した。

地球史年表 – Wikipedia

 こういう時代だったようです。

 

 

・タクシーはどのくらいの距離乗れるのか

東京でのタクシー料金は普通車で 東京23区、武蔵野市、三鷹市では

初乗運賃 2000mまで710円

加算運賃 以後288mごとに90円加算

 とのこと。

 

ノンストップで1兆3260億円分の距離を走行したとした場合、

 約42億4319万9997kmの移動が可能です。

赤道を1周40075kmとすると、タクシーで地球を約10万5881周できます。

赤道 – Wikipedia

 

ちなみに一般道の法定速度である時速60kmで走った場合、約7071万9999時間がかかります。不眠不休で走ったとして日数で約294万6666日、約8073年ほどかかります。

もうタクシーに好きなだけ乗ってもかまいません。休憩で多少贅沢なホテルに泊まろうとも贅沢な食事をとってもどうってことないレベルです。

 

 

・積み上げてみると

新札の一万円札1000枚つまり1000万円を積み上げると、その厚さは約10cmとのことです。

1兆3260億円を積み上げると約132600000cmです。

ということは約1326000m。

ということは、約1326Kmもの高さになります。

富士山の高さが3776mですから富士山約351個分です

 

ちなみにそのまま横に倒してみまして1326Kmの距離でいうと、東京から北は稚内、南は鹿児島まで双方とも直線距離で1000Km前後ですから1万円の束の道は優にそれを超えます。

 

 

・国民ひとりあたり

この金額を日本国民、おじいちゃんおばあちゃんから生まれたばかりの赤ちゃんにまで均等に配布するとした場合、2012年の統計によると日本の人口は約127561500人とのことなので、

Google Public Data Explorerより)

1兆3260億円÷1億2756万1500人 よって

一人あたり約10,394円の配布が可能です。

 

ちなみに世界中に均等に配布しようとした場合、世界の総人口は推計することがかなり難しいらしいのですが、総務省統計局のホームページに案内があった

United Nations Population Division | Department of Economic and Social Affairs

のデータベースより、2014年の中位推計値である7243784000人を基に算出してみます。

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1兆3260億円÷72億4378万4000人 よって

一人あたり、約183円の配布が可能です。

 

 

この183円という金額を小さいとみるのか大きいとみるのかは人それぞれだと思いますが、こちらのNGO団体のホームページに(参照:ハート募金箱

■10円で、バングラデシュでは子どもに1回の食事が提供できます。

■100円で、カンボジアでは25人の子どもに鉛筆を提供できます。

■1000円でエチオピアでは6人の子どもに1カ月分の学費を提供できます。

と記載がありました。(この例えの信憑性がどうなのかはわかりませんが・・)

 

これを基に計算すると、

183円あれば、

■バングラデシュでは、子どもに約18回の食事が提供できます。

■カンボジアでは、約45人の子どもに鉛筆を提供できます。

■エチオピアでは、約1.1人の子どもに1カ月分の学費を提供できます。

 

 

・世界の大富豪たちの資産と比較

130億ドルという金額を世界の長者番付から比較すると、

参考:フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング 2013年(世界編)

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1位のカルロス・スリム(メキシコの実業家)の総資産は730億ドルとのことなので、眠っているiPhoneの価値130億ドルは

カルロス・スリム 約0.17人分です。

約5.61倍のiPhoneが眠っていたとしたら、カルロス・スリム1人の資産に匹敵します。

ビル・ゲイツでは、約0.22人分です。

約4.38倍のiPhoneが眠っていたとしたら、ビル・ゲイツ1人の資産に匹敵します。

 

 

ちなみに日本人でとしてTOPランクインしていたのは、かのファーストリテイリング社長である柳井正氏が66位でした。 64歳で総資産は133億ドルとのこと。

ですので、眠っているiPhoneの価値130億ドルは

 

柳井正氏 約0.97人分です。

約1.02倍のiPhoneが眠っていたとしたら、柳井正氏1人の資産に匹敵します。

 

 

 

 こうやってみると日本一の資産家である柳井正氏も、その総資産はアメリカで使われなくなったまま放置されているiPhoneの価値と同等くらいってことです。

どうってことないです。。

使われなくなって放置されているものと同価値ですよ!!

どうってことないです。。

ないはずです。。

 

もうそろそろ比較するのは止めましょうか。。

 

 

 

とここまでの全てがあくまでも机上での計算の話です。たとえばの話なのでそんなもんなんだとなんとなく捉えてもらえるだけで結構なんですが、

と、とにかく途方もない価値を秘めているiPhoneがタンスに眠っているということです。

しかもこの調査はアメリカのみを対象として算出された金額です。 これをアメリカに限らず日本や欧州と世界規模に広げて、しかもiPhoneに限らず他のスマートフォンまで広げて算出すると考えると(可能かどうかはともかく)、えらい額になりそうです。。

 

 

もしも手元に使っていないiPhoneがある方は、今一度手に取ってみてください。

金かダイヤに見えてくるかも??

 

と、今回は以上です。

ほなまた。

 

 

(お断り:この記事は以前執筆した同ブログの記事を加筆修正したものです。)

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