iOSアプリの容量
iOSアプリのデベロッパー(開発者)がiTunes Connect経由でApp StoreへアップロードできるiOSアプリ容量の制限はこれまで2GBが上限でした。
この2GBの上限が倍の4GBへ引き上げられたことをAppleが発表しています。
4GBへ倍増
一気に倍増となったiOSアプリの容量制限。
Appleは容量の制限を引き上げることにより、「これまでよりも多くのメディアを加えることが可能となり、より完成されたリッチなユーザー体験を提供できる」としています。
今回のAppleの発表内容はこちらです。
Now Accepting Larger Binaries
February 12, 2015
The size limit of an app package submitted through iTunes Connect has increased from 2 GB to 4 GB, so you can include more media in your submission and provide a more complete, rich user experience upon installation. Please keep in mind that this change does not affect the cellular network delivery size limit of 100 MB.
これまでデベロッパー(開発者)のみなさんは、2GBという制限のために動画やグラフィックを多用したアプリの開発が不可能だったようです。
いかに2GBという容量にアプリの規模を抑えて開発するのかと苦心していたということでしょうか。
ユーザーに、より大容量のリッチなアプリを提供したくてもできないという現状だったということですね。。
より完成されたリッチなコンテンツ
iOSアプリ開発に門外漢な私なので、今回の容量制限の倍増によってどの程度の自由度が広がったのかピンとこないんですが。。苦笑
このことを伝えるiPhoneManiaさんの記事では、
iPhoneやiPadディスプレイの大型化および解像度の向上により、よりきれいな画像を見たいというユーザーの需要に応えるため、デベロッパー側はアップロードできるアプリ容量の増加を必要としていました。今回一気に倍に増えたことで、コンテンツ作成の自由度も向上すると見られています。
と、このように伝えています。
今回のiOSアプリの容量上限倍増の話は、今後、グラフィックや動画を多用した素敵な完成度の高いアプリの出現に繋がるよいニュースではないでしょうか。
しかし、1点だけ注意が必要なのは、携帯電話のネットワークからダウンロードできるアプリの制限は今までどおり100MBということに変更はないとのことです。
100MBを超えるアプリをダウンロードするには、これまで通りにWi-Fiでのネット接続が必須ということです。
では、今回は以上です。
ほなまた。
via iPhoneManiaさん