AppleがiOS7.1.2のリリースに向けて開発を進めているようです。
来月6月2日から始めるWWDCで発表が予測されているiOS8
そのiOS8の開発もさることながら、Appleは現行のiOS7のマイナーアップデートであるOS7.1.2も既知の問題に対応するため粛々と開発も進めている模様。
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iOS7.1.2
MacRumorsによれば先週の15日木曜日以来、iOS7.1.2を搭載したデバイスからのアクセスを確認しており上記のようにiOS7.1.2からのアクセスログが記録されているとのこと。
iOS7.1.2で修正される内容は不明ながらも対処される可能性が高い既知の問題が2つあるとMacRumorsでは伝えています。
iMassageの不具合
まずひとつ目はiMassageの不具合の問題。
既存のiPhponeのユーザーが別のiPhoneに切り替える際、これまでのiPhoneを無効にして新しいiPhoneに切り替えるその間に、別のユーザーから送信されたiMassageを新しいiPhoneで一部受信できない問題が発生しています。
この問題に対しする修正が行われるのではないかとのこと。
添付ファイル暗号化の不具合
ふたつめは添付ファイル暗号化の不具合
iOSでは電子メールに添付されたファイルを暗号化することでセキュリティを高めています。
しかしiOS7.0.4以降のiOSを搭載したデバイスで電子メールにファイルを添付して送信した場合、添付されたファイルが暗号化されることなく送信されているという問題が報告されています。
誤記訂正:2014.5.27
記事内の誤りをコメントにて指摘いただきました。
正:デバイス内に保存される添付ファイルのデータが暗号化されていない。
誤:送信メールの添付ファイルが暗号化されない。
デバイス内に保存される添付ファイルのデータが暗号化されない不具合とのこと。
お詫びして訂正されて頂きます。すみません。(;´Д`)
セキュリティに関する研究を行っているアンドレアス·カーツがこのセキュリティの欠陥をAppleに報告して以降、Appleはこ問題の解決に取り組むとしたものの現在まで対処されていません。
WWDC2014
WWDC開催まであと10日あまり。
その視線はWWDCで発表されるであろう新しいiOS8をはじめとする新製品や新サービスに向いてしまいがちですが、Appleがこういった現行のiOSについての深刻な問題をいかに対処していくのかについてもきちんと注目していきたいです。
さてiOS7.1.2はどういった修正を含みいつリリースされるのでしょうか。
楽しみです。
今回は以上です。
ほなまた。
via MacRumors