Apple iPhone6へのNFC(おサイフケータイ)搭載を真剣に検討している模様。

  1. クレジットカード

iPhoneのおサイフケータイ機能の搭載。諦めるのはまだ早いかもしれません。
このブログで今年初めにAppleがモバイル決済に本腰を入れようとしているようだとお伝えしました。

現行のiPhoneに既に搭載されている機能「iBeacon」。
この「 iBeacon 」(近距離無線通信技術)に「NFC」や「Wi-Fi」の技術を組み合わせることにより、よりセキュアな電子決済をおこなうための技術などの特許をAppleが申請し技術開発をしている。

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【Image Source: AppleInsider

またiPhone5sから搭載されているTouchIDを使ってしっかりとした個人認証を簡単に行える。

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というのがこれまでの記事で書いた内容でした。

AppleInsider9to5Macの記事によると、どうやらAppleは真剣にモバイル決済について検討を重ねている模様。

以前よりAppleはネット上での決済の雄であるPayPalとモバイル決済について何かしら交渉中であると伝えられていました。
その詳細は不明なままでしたが、先月にも何かしらの交渉を行っているようであり継続して行われているようだと伝えています。

また提携するといった具体的なところまでは話は進まなかったようですが、Twitterの創業者の一人であるジャック・ドーシー氏が設立したクレジット決済システムの会社SquareともAppleは何かしらの交渉を行っていたとのこと。

Squareについては昨年日本でも事業展開を開始した勢いのあるアメリカの会社です。
iPhoneやiPadのイヤホンジャックに小型のリーダーを接続するだけでクレジット決済が可能になり、POSレジのようなサービスを初期費用を抑えて導入できることから大々的に報じられました。
ご存じの方も多いかと思います。

このようにAppleは既存の電子決済システムの業界と幾度となく接触を行っていることは確かです。
しかしAppleがどのような形でモバイル決済事業に乗り出してくるのかその全貌はまったく不明のままです。いまわかっていることとすれば、どうやらiBeaconとTouchIDの機能を活用したものを画策しているということ。

そしてこのiBeaconを使うモバイル決済が現実のものとなるのなら、そこにはNFCが搭載される可能性が高いということです。
iBeaconとNFCの関係については過去記事が詳しいです。

まだ推測の域をでないAppleのモバイル決済についてですが、どのような形になるのか注目です。
NFCが搭載されることになればおサイフケータイ機能のサポートも可能性は0ではないと考えられます。

iPhoneの登場以来、長きに渡り切望されてきたおサイフケータイ機能の搭載。
一時はiPhoneに搭載されることは無いのではないかと諦めかけている嫌いがありましたけれど、完全に諦めるのはまだ早い。

Appleが何かしらの非接触型の決済サービスを始めるときiPhoneにはNFCが搭載されていると思われます。Appleが望むモバイル決済の形とは違うかもしれませんが、そのおまけとしてNFCを活用したおサイフケータイ機能が実装されるかもしれません。

そう願いながら、
今回は以上です。
ほなまた。

via AppleInsider,9to5Mac

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