いまではMVNOの普及が進み利用している人も多いかと思います。
スマホなどの月々の通信料金を低く抑えることができ、賢く使うことができればキャリアと普通に契約するよりも半値以下でスマホを維持することもできるようです。
・MVNO
Wikipediaでは、
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、Mobile Virtual Network Operator, MVNO)は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。対義語として、自社網をMVNO事業者に提供する側を、移動体通信事業者 (MNO)と呼ぶ。
と、このように説明がされています。
ようするに、
ドコモ/au/ソフトバンクなどの俗にいう携帯電話キャリアは自社で電波塔(アンテナ)といった設備を設置して日本全国でサービスを行っています。が、MVNOとよばれる事業者は自社ではこういった設備を設置することなく、ドコモなどの設備を間借りしてサービスを提供しているということです。
このMVNOが販売しているSIMカードを購入し契約したらあとは自身が持つスマホやタブレットに挿すことで利用することができます。
(利用するにはSIMフリー端末が必要といった条件はあります。)
MVNOはここ数年でぐっと数が増えてきました。各社でいろいろな特徴あるプランを設定しているので、自身にあったところを選び利用するといった具合です。
・ドコモ、携帯電話のパケット接続料を改定
現在、日本のMVNOの大多数がドコモの設備を借りてサービスを提供しています。
今回、ドコモがこのMVNOに設備を貸し出す料金(携帯電話通信のパケット接続料金)を最大56.6%値下げすると発表しました。
今回の発表資料によるとレイヤ3やらレイヤ2やらまったく聞き慣れない言葉がでてきていて詳しいことはまったくわかりません。(;´Д`)
また、その料金も約123万円が約28万円(レイヤ2の場合)になりましたといわれても、そもそもその金額が妥当なのか高いのか安いのかその目安さえもわかりません。(;´Д`)
ただ、なにやら半額以下にまで安くなっていることはわかります!!
今回の発表は、これまでMVNOがNTTドコモへ支払っていた設備の利用料金が最大半値以下に下がるということですので、MVNOとすれば負担がかなり減るということでしょう。たぶん。
ということで結果、MVNOがユーザーに対して設定している各種プランの料金を引き下げることができるようになったということは間違いないようです。
これまでMVNOが設定していたプランの料金設定は、これまでのNTTドコモへ支払う利用料をペイすることを前提に設定されていたと思われます。今回この利用料が引下げられたということは、MVNOが自社サービスの料金も引き下げることが可能になりますから。
現在でもMVNOの料金設定は格安な料金設定されていることが多いです。
またMVNOの数も多岐にわたっています。
自身の利用条件をもとに吟味して選ぶことが必要です。
いくつか代表的なMVNOをご紹介します。
本当にMVNOを挙げだすとキリがないですね・・(;´Д`)
ここでは月額料金1000円以下で契約できる代表的なSIMカードをご紹介。
上記以外にも月々の料金が格安なものや、2000円~3000円程度で高速なLTEをそこそこの通信量まで利用できるものなどもあります。
MVNOを検討する際には、
・自身のデバイスがSIMフリーに対応しているか。
・利用が想定される場所でサービスが提供されているか。
・高速通信がどの程度必要か。
・通信制限の容量はどれくらいか?
・月々の利用料金はどの程度まで許容できるか。
などなど、いろいろなことを総合的に判断する必要があります。
また月々の利用料とは別に、SIMカード本体の購入費用、契約時の事務手数料、解約時の違約金といった費用が発生します。
私は一度MVNOを検討したことがありましたが、この各社の比較の時点でどこが一番お得なのか?自分の使い方にあっているのか?を見極めることができないまま、結局根負けしてしまいました(;´Д`)
今回発表されたドコモのパケット接続料金の改定により、MVNO各社の価格競争はさらに激しくなると思います。
賢くお得に利用するためにも、これから新年度に向けてMVNO各社から発表されるであろう新料金をみつつ、次こそしっかりと検討してMVNOのSIMを使いたいです!!
どこのMVNOが1番安くでてくるでしょうか注目です。
といって1番安いから契約するってもんでもないけどね。。。
今回は以上です。
ほなまた。