Appleの新製品の予測に定評のあるKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が2014年のApple新製品のロードマップを発表しちゃいました。
あくまでもKGIのMing-Chi Kuo氏の予測であるのであって、Appleから発表されたものではないということをまずはご承知おきください。
しかしMing-Chi Kuo氏。これまでにも高い精度でAppleの新製品のリリースを予測してきた実績があるようですのであながち眉唾物で片づけられません。
このロードマップを伝える9to5Macの記事では「リリースタイミングは時々ずれることはあるもののKGIのこのようなレポートは製品の詳細にはついてかなり信頼性が高い。」と締めくくっています。
ロードマップによれば、低価格となりアップグレードされたiMacが第2四半期後半にリリースされて以降、概ね今年後半に新製品がリリースされると予測しています。
次期iPadAirと次期iPadminiが第3四半期の後半(8月後半から9月頃?)にリリースされ、そこからAppleが開発していると噂のあるスマートウォッチ「iWatch」 と4.7インチの新しいiPhoneが9月中のリリース。
第4四半期の10月に入り、2012年から刷新されていなかったAppleTVの次期製品が登場、そしてこれまた噂されている12インチのMacBookAirとMacBookProがリリースされ年末に5.7インチの新しいiPhoneのリリースへと続いています。
今年後半に新製品のリリースが目白押しといった具合です。
実際にどのようなサイクルでAppleがリリースを行うのか不明ですが、このMing-Chi Kuo氏の予測は大きな参考となりそうです。
Ming-Chi Kuo氏は各製品の詳細についても予測しています。
・iWatch
iWatchは、ファッショナブルな外観をしており、iPhone、Healthbookアプリ、Macとの統合されたヘルスケアといった新しい機能をサポートして第3四半期末の間に出荷されると考えている。
デバイスは1.3インチと1.5インチのフレキシブルなAMOLEDディスプレイの2モデルであると予測する。 また、サファイアカバーレンズ、生体認識、NFCチップ、ワイヤレス充電、200から250mAhバッテリを搭載し、スリムで軽量な設計がなされている。
・iPhone6
Image Source: MacRumors
4.7インチモデルは1334×750(326ppi)の解像度。
5.5インチモデルは1920×1080(401 PPI)の解像度を持つ。
両モデルはA8プロセッサ、1GBのメモリ、LTPSディスプレイパネル、光学式手ブレ補正、TouchID、およびNFCを搭載。デザインはベゼルフリーで、6.5〜7.0ミリメートルの厚さ、金属製の筐体を採用。
まず4.7インチモデルの出荷は9月に開始され5.5インチモデルは遅れて登場する。
また、5.5インチの64GBモデルにはサファイアディスプレイを使用することを示唆している。
・iPad Air2
第2世代のiPadAirは、TouchID、A8プロセッサ、および改善されたカメラで8メガピクセルのカメラを搭載する。
第2世代のiPad Airは昨年リリースされたiPadAirの10月よりも早い時期にリリースされる。
・Retinaディスプレイ搭載iPadmini
新しいRetinaディスプレイ搭載のiPadminiは次期iPadAirと同じようにA8プロセッサとTouchIDを搭載する可能性があります。
また現行のRetinaディスプレイ搭載iPadminiは価格を下げ低価格で販売される。
・12.9インチiPadPro
Appleが実際に12.9インチのiPadを開発していることは間違いないようだが、2014年に発売されることを期待していません。
・12インチMacBook Air
これまでの噂通り、Appleはファンレスで物理的なボタンを排したタッチパッドを搭載したよりスリムなMacBook Airを準備していると考えられている。 また高解像度ディスプレイを含むことが期待される。
・iMac
低価格のiMacはMing-Chi Kuo氏が最大23パーセントものiMacの出荷数を後押しし助けることができると考えている。 またiMacはAppleから今年一番最初にリリースされる製品である可能性があります。