‘Black dot’ bug
アメリカの大手ITサイト9to5Macより。
上記の画像をみてください。
何気ない「黒点」と「指」の絵文字等を組み合わせた文字列ですが、この文字列が「メッセージ」アプリに大きなダメージを・・・( ゚Д゚)
今回、上記の文字列を「メッセージ」アプリで受信すると、「メッセージ」アプリがフリーズしてしまい、操作不能になってしまう不具合が発見されました。
海外では「‘Black dot’ bug」と呼ばれているようです。。。
「‘Black dot’ bug」は、コンピュータなどで文字を表示するのに使うUnicodeの文字コードが特定の組み合わせになった場合に発生するバグの一つとのこと。
特定の文字を表示するのに使われるUnicodeの文字コードが、ある組み合わせで並んだ際にCPUの動作異常を起こしてしまうことがあり、今回の文字列の組み合わせでは「メッセージアプリ」がフリーズする症状が発生してしまうようです。
また、今回のバグは最新バージョンの「iOS11.3.1」で発生しているのみならず、現在開発中でbeta版が公開中の「iOS11.4beta」でも同じ症状が発生している模様です。
対応方法
万が一、今回のバグに出くわしてしまった場合の対応方法をiPhone Maniaさんが公表していますので、ご紹介いたします(‘◇’)ゞ
このメッセージを受信して開いてしまった場合、メッセージアプリがクラッシュし、操作に反応しなくなってしまいます。
アプリを強制終了させても、再度アプリを開くと、操作を受け付けない状態に戻るので、そのままではメッセージアプリを使用することができません。
3D Touchに対応したiPhoneなら、メッセージアプリを強く押して「新規メッセージ」でアプリを開いて「キャンセル」でメッセージ一覧画面に戻ることができます。
その後、クラッシュの原因となったメッセージを、スレッドごと削除します。
iCloudで連携した他のデバイスを持っていれば、そのデバイスからメッセージスレッドを削除しても問題は解決します。ただしその際にメッセージを開かないようにご注意ください。
そしてアプリのクラッシュを引き起こすメッセージを、いたずら目的で送信しないようにしましょう。
「iPhone Mania」さんも最後に忠告していますが、いたずら目的で送信するなど、もってのほかです!送信しないようにしましょう!!(‘◇’)ゞ
修正版iOSのリリースはある?
今回発見された「‘Black dot’ bug」。
先日にも同じようなバグが発見されて、話題に上りました。
「メッセージ」アプリで、インドの一部で約7,000万人が使っているといわれるテルグ語という文字の中の、ある1文字を受信しただけで「iPhone」がクラッシュしてしまい、アプリが強制終了して開くことができなくなる不具合が2月に発生し、Appleがそのバグに対して「iOS11.2.6」をリリースすることで対応しました。
その時のAppleの対応は素早いものでした(‘ω’)
今回も、Appleが「‘Black dot’ bug」に対応した「iOS」を近日中にも公開する可能性がありそうです。
Appleの対応に注視していきたいところですね( *´艸`)
そして最後に一言。
今回のバグですが、いたずら目的で送信するなど、もってのほかです!絶対に送信しないようにしましょう!!
では、今回は以上です。
ほなまた。