- ドコモ 5G
NTTドコモが、28GHz帯のミリ波を利用した5Gサービスを9月23日より提供開始することを発表しています( ^ω^ )
ドコモによると、「ミリ波」を利用した5Gサービスの通信速度は、提供開始時点で受信時最大4.1Gbps、送信時最大278Mbpsで、2020年冬以降、送信時最大480Mbpsになるとのこと(・Д・)
受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbps
受信時最大4.1Gbps、そして2020年冬以降とのアナウンスですが、送信時最大480Mbps
これはこれは、ものごっつ速いっすね( ̄◇ ̄;)
もちろんベストエフォート式なので、実測値は下がるでしょうが、現行の4Gに比べれば、通信速度がより高速化されることは期待できますねψ(`∇´)ψ
ドコモは、5G通信時における実際の通信速度の推定値を公表していますので、ご紹介♪
5Gが現在の4Gと同程度に普及した場合、下記のとおり4Gと同程度、最大通信速度に対し実効速度が低下すると想定されます。
5G最大通信速度からの推定低減率
受信時:10%~19%/送信時:20%~40%受信最大4.1Gbps、送信最大480Mbpsの場合の推定通信速度
受信時:410Mbps~779Mbps/送信時:96Mbps~192Mbpsvia NTT docomo
低減したとしても上記の通り、受信時で、410Mbps〜779Mbpsとのこと。
各ご家庭に普及している、一般的な光回線の速度である100Mbpや200Mbpsの有線LANよりも、ドコモの5Gのほうが高速通信が可能であることが伺えます( ̄◇ ̄;)
エリア
ただし手放しに喜べない今回の「ミリ波」を利用した5Gサービスの提供開始という話。
どういう事かというと、圧倒的に対応エリアが狭いという事実( ̄◇ ̄;)
狭いというより、対応エリアが無いといっても過言ではないかと、、、苦笑
今回のドコモから発表された「ミリ波」による5Gサービスの概要によると、
対応エリアは2020年9月末時点で、164か所を予定しています。とのこと。
下記、発表資料より抜粋。
1.サービス開始日
- 2020年9月23日(水曜)
2.通信速度※1
対応時期 | 速度 |
2020年9月23日(水曜) | 受信時最大:4.1Gbps 送信時最大:278Mbps |
2020年冬以降※2 | 受信時最大:4.1Gbps 送信時最大:480Mbps |
3.対応エリア※3
<主な対応施設・スポット>
■北海道
- 札幌ドーム:観客席、ドーム前周辺
- JR札幌駅:南口周辺、北口(東)周辺
- 札幌駅前通地下広場:北大通交差点広場(西)周辺
■東北
- JR仙台駅:西口ペデストリアンデッキ周辺(仙台PARCO、エスパルII付近)、BiVi仙台駅東口前広場周辺、東口 高速バス乗り場周辺
- JR山形駅:東口ペデストリアンデッキ周辺
- Jヴィレッジ:北側道路周辺、東側駐車場周辺
■関東
- 成田国際空港:第三ターミナル フードコート周辺
- 東京国際空港:第一旅客ターミナルチェックインカウンター周辺、第二旅客ターミナルチェックインカウンター周辺、第三旅客ターミナル到着ゲート周辺、江戸小路周辺
- 渋谷スクランブルスクエア:SHIBUYA SKY、SHIBUYA QWS
- 横浜国際総合競技場:観客席、入場ゲート周辺
■北陸
- JR金沢駅:兼六園口出口周辺~鼓門周辺、兼六園口地下
- 香林坊:アトリオ広場~香林坊バス停周辺
■東海
- ナゴヤドーム:docomo 5G プライム・ツイン
- 豊田スタジアム:観客スタンド、東イベント広場周辺、西イベント広場周辺
- 久屋大通公園:エンゼル広場周辺
■関西
- JR京都駅:八条口前広場周辺、北側中央口前広場周辺
- 東大阪市花園ラグビー場:スタンド、入場ゲート周辺
- JR大阪駅:駅前交差点周辺
■中国
- JR広島駅:南口噴水周辺
- MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島:入場スロープ周辺
- エディオンスタジアム広島:観客席、入場ゲート周辺
■四国
- JR高松駅:駅構内、駅前広場周辺、バスターミナル周辺
- 道後温泉:道後温泉本館周辺
■九州
- 福岡PayPayドーム:スタジアム内
- JR博多駅:博多口 駅前広場周辺
- 大分スポーツ公園総合競技場:スタジアム内
エリアについては、上記のように発表されており、対応エリアというよりも、対応スポットという表現が近いかという感覚ですね。。。(^◇^;)
また、対応端末は、
4.対応機種※4
対応時期 | 機種名 |
2020年9月23日(水曜) | Wi-Fi STATION SH-52A※4 |
2020年冬以降 | ドコモ スマートフォン arrows 5G F-51A ドコモ スマートフォン Galaxy S20+ 5G SC-52A |
上記のルータ及びスマホだそうです。
*1、通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。
*2、2020年冬以降に提供する各対応機種のソフトウェアアップデートにより、受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbpsに対応します。「Wi-Fi STATION SH-52A」のソフトウェアアップデートにはパケット通信料がかかります。なお、ソフトウェアアップデートの時期は機種により異なりますので、ドコモのホームページでご確認ください。
*3、2020年9月23日(水曜)時点の対応エリアは、66か所です。なお、対応エリアの情報は準備ができ次第、ドコモのホームページで順次公開します。https://www.nttdocomo.co.jp/area/5g/
*4、ソフトウェアアップデートにより「ミリ波」に対応します。なお、「Wi-Fi STATION SH-52A」のソフトウェアアップデートにはパケット通信料がかかります。
次期iPhoneがまもなくリリースだけど・・
と、「5G」のエリアについては、「ミリ波」サービス開始どうこう以前に、「5G」エリア自体がかなり限定的であり、サービスそのものの恩恵を受けることができるまで、もう少し時間が掛かりそうな様子ですね、、
そのような中ですが「ミリ波」対応モデルもあると噂されている次期「iPhone」のリリースが迫ってきています。
大方の予想では、早ければ10月、遅くとも11月には、Appleからリリースされるとの予想( ^ω^ )
今回のドコモの発表を見る限り、次期「iPhone」のリリース当初は、上記の如く「5G」の恩恵をうける機会は少ないかもしれません(特に「ミリ波」サービス)
「4G(LTE)」に初めて対応したiPhoneである「iPhone 5」がリリースされた時、各キャリアとも、ものすごい勢いでそのエリアを拡充していったことは記憶に新しいです。
しかし、これから先のメイン通信方式である「5G」のエリア展開には、幾分か時間が掛かりそうな気配ですね、、
ユーザとしては「5G」の速度をいち早く体験してみたいものですが、焦らずにじっくりと対応エリアが広がっていくことを待ちたいと思いますd( ̄  ̄)
とはいえ、できる限り早く私の生活圏内で「5G」の電波が吹かないかなぁぁと、期待しているのも事実であります。苦笑
では、今回は以上です。
ほなまた。