iPhone リチウムイオン
「iPhone」にはリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
image source IFXIT
そんなバッテリーの話題です。
ここのとこ、Appleが古いバッテリーを搭載した「iPhone」のパフォーマンスを抑制していたとして、大きな話題となっていますねぇ・・・(‘Д’)
ではそもそも、Appleは「iPhone」に「リチウムイオンバッテリー」を採用しているのか?その特徴とは?
という疑問に対して、
Appleがその理由を説明している公式サイトがあるのでご紹介♪
Appleは「リチウムイオンバッテリー」を採用している理由を、このように説明しています。
従来のバッテリー技術と比べて、リチウムイオンバッテリーは一段と速く充電でき、一段と長持ちします。より高い出力密度を持っているので、耐用年数が延びた一方で、バッテリー本体は軽くなりました。
他のバッテリーと比べて、高速充電ができて、より長持ち、そして耐用年数が延びている、しかもそんな利点があるうえに軽いことを採用の理由として述べています(‘◇’)ゞ
これは「リチウムイオンバッテリー」を採用することに合点がいきますね♪
すばやく充電/ゆっくり充電
またAppleは、上記のような利点のある「リチウムイオンバッテリー」に、より一層の技術を採用しているようです(‘◇’)ゞ
利便性のためにすばやく充電。
耐用性のためにゆっくり充電。
そのAppleが「リチウムイオンバッテリー」に採用している技術は、上記の通り、「利便性のためにすばやく充電。」「耐用性のためにゆっくり充電。」がカギのようです。
そのカギとは、、、
Appleのリチウムイオンバッテリーは、バッテリー容量の80%までは高速充電し、その後、低速のトリクル充電に切り替わります。最初の80%に達するまでの時間は、設定方法と充電しているデバイスの種類によって異なります。推奨されるバッテリー温度を超えると、ソフトウェアが80%以上の充電を制限する場合もあります。この複合的な充電プロセスが、デバイスをより短時間で外に持ち出せるようにするだけでなく、バッテリーの耐用年数も延ばします。
80%までは高速充電を行うことにより、利便性を、
その後は低速で充電を行う「トリクル充電」により、耐用性を、
この2つの技術のバランスによって、「iPhone」の利用に最大の配慮を行っているとのことです。
すっごいですねぇ( *´艸`)
Appleは「iPhone」をより利便性を持って、長く利用できるように配慮して設計してくれているようです♪
繰り返し充電
また「リチウムイオンバッテリー」の特徴として繰り返し充電に強いという特性があるようです。
ひと昔前の充電式バッテリーは、0%まで使い切ってから満充電を行うというサイクルが推奨されていましたね。
↑こんなん書くと世代がバレそうですが。。。苦笑
しかし「リチウムイオンバッテリー」は、0%まで使い切って満充電を繰り返す必要がないようです。
その特性(特徴)をAppleは下記のように説明してくれています♪
充電をもっと簡単に。
Appleのリチウムイオンバッテリーは、いつでも好きな時に充電できます。再充電の前に電力を完全に使い切る必要はありません。またAppleのリチウムイオンバッテリーは、繰り返し充電して使えます。バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ると(放電すると)1回の充電サイクルを完了したことになりますが、必ずしも1回の充電ごとにすべてを使い切る必要はありません。例えば、バッテリー容量の75%を1日で消費し、夜のうちにフル充電したとします。翌日25%を消費する、すなわち合計100%消費すると、2日で1回の充電サイクルを完了したことになります。1回のサイクルを完了するのに数日かかることもあるかもしれません。どんな種類のバッテリーも、ある程度充電を繰り返すと容量が減っていきます。リチウムイオンバッテリーなら、充電サイクルを完了するごとに減る容量はわずかです。製品によって異なりますが、Appleのリチウムイオンバッテリーは、充電サイクルを数多く繰り返しても本来の容量の少なくとも80%を維持するように設計されています。
上記のように、合計100%の消費で1サイクルと考える「充電サイクル」が基準となっています。
Appleも上記のとおり説明していますが、充電サイクルを数多く繰り返しても、本来容量の80%を維持するように設計されているとのことなので、安心設計といえそうです。
異常消費
とはいえ、iOSのアップデートや、新モデルの発表の度に、バッテリーの異常消費が話題になることもしばしばです・・・(‘Д’)
私も上記の通り、「iPhone X」と「iOS11.2」の組み合わせでバッテリーの異常消費にハマってしましました。。。(‘Д’)
いかに素晴らしい技術をもった「リチウムイオンバッテリー」をもってしても、「iOS」や「iPhone」の設計によるバッテリーの異常消費問題がおこってしまうのは、宝の持ち腐れとしか言いようがありません、、、
Appleには、より安定した、バッテリーのポテンシャルを最大限に引き出してくれる「iPhone」「iOS」の開発に努めて頂きたいところです。
今回は以上です。
ほなまた。
via Apple