Apple「 A9」プロセッサ
REUTERS(ロイター)によると、韓国の毎日経済が報じた話として、Samsungが、Appleの次期iPhoneに向けてチップを供給する主要サプライヤーになると伝えています。
このチップはiPhone6s(仮)に搭載されるであろう、Apple「A9」プロセッサのことだと推測されています。
Samsung
今回の報道によると、Samsungが受注したチップ生産の割合は75%にも及ぶとのこと。
以前には、台湾メディアDigiTimesが業界関係者からの情報として、A9チップはSamsungと米Globalfoundriesが合計で全体の70%を受注したと報じていました。
今回の話が事実だとすれば、Samsungの占める割合が高まったこととなります。
一体全体どうしたことでしょうか。。
SamsungとApple
AppleとSamsungの関係は良いとは決して言えない状況です。
ApppleができるだけSamsungへの依存を脱却しているとさえ噂されていました。
過去にも、現行のApple「A8」プロセッサの生産について上記の記事のように、AppleがSamsung離れを加速させているのではないかと報じられています。
TSMC
また、「A9」プロセッサの生産については、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)が生産の受注を巡って争っているとの話もあります。
Samsungが75%もの生産を受注したという今回の報道。
ちょっと信じられない気もしますが、実際のところはどうなんでしょうね。。(*´Д`)
なお、REUTERSの伝えるところによると、
毎日経済はこの契約の金銭的な額や他のサプライヤーについては言及していない。
サムスンは米テキサス州オースティンの工場でチップを生産するという。
同社の広報担当者は市場の憶測にはコメントしないとしている。アップルからのコメントは得られていない。
としています。
現時点では、実際にApple「A9」プロセッサ生産を受託するサプライヤーがどこになるのか不明です。
via REUTERS(ロイター)