iPhone 12 シリーズ
ついに本日未明に全貌が明らかになった2020年新型の「iPhone」
事前におおよそ噂されていた通り、4モデルの「iPhone 12」シリーズが発表されましたねψ(`∇´)ψ
その4モデルは、
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
以上の4モデル!
「5G」に対応( ^ω^ )
そしてついに「iPhone」が最新通信技術である「5G」に対応しました(´∀`)
今現在主流の通信規格は「4G」。
「5G」は「4G」とは違う新しい無線技術が使われます。
その技術のことを「NR(New Redio)」と呼び「4G LTE」みたいに「5G NR」と呼んだり、単に「NR」とも言うようです。
さてこの「5G」ですが、上記のように全く新しい無線技術であり、これまでの「4G」と比べても、劇的な通信速度の向上が見込まれます。
参考に、NTTdocomoの「5G」紹介サイトから下記引用してみました。
5Gとは
5G(第5世代移動通信システム)とは、PREMIUM 4Gで提供してきた高速・大容量をさらに進化させ、それに加えて低遅延、多数接続の特徴を持った通信です。
ドコモの5Gでは、PREMIUM 4Gを優に超える高速通信を提供いたします。
<中略>5G通信速度(推定値)について
4Gにおいては、ご利用者の増加などにより技術規格上の最大通信速度と比較し実効速度が低下しています。
5Gが現在の4Gと同程度に普及した場合、下記のとおり4Gと同程度、最大通信速度に対し実効速度が低下すると想定されます。5G最大通信速度からの推定低減率
受信時:10%~19%/送信時:20%~40%受信最大4.1Gbps、送信最大480Mbpsの場合の推定通信速度
受信時:410Mbps~779Mbps/送信時:96Mbps~192Mbps
上記推定低減率は、MNO3社の2019年度実効速度計測結果における最大通信速度からの低減率(3社平均値)を適用しています。 上記推定通信速度は<技術規格上の最大通信速度×推定低減率>にて計算しています。また、第1四分位数から第3四分位数の範囲を示しており、受信時、送信時の通信速度の中央値に近い半数がこの範囲内であることが推定されることを示すものです。 実際の通信速度は、ご利用される際の通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。 本表記は、総務省が定めた「移動系通信事業者が提供するインターネット接続サービスの実効速度計測手法および利用者への情報提供手法などに関するガイドライン」に基づき、5Gサービスが一定程度普及するまでの間表記するものです。via NTTdocomo 「5G」
少し長い引用となりましたが中段に記載のある通り、理論上の通信速度ですが受信時最大「4.1Gbps」という驚くべき速度が実現していますd( ̄  ̄)
実行速度も推定ながら410Mbps~779Mbpsと、現行の「4G」を遥かに凌ぐ通信速度であることに間違いはありません。
「Sub-6」と「ミリ波」
と、ここまで「5G」についてお伝えしてきましたが、実は同じ「5G」でも通信帯域によって「Sub-6」と呼ばれるものと「ミリ波」と呼ばれる2種があるそうで。
それぞれに特徴があり、
「Sub-6」は、比較的障害物の影響を受けにくく、電波が遠くまで届きやすい。また、「4G」技術から転用しやすい。
一方「ミリ波」と比較すると、速度や多接続の際のパフォーマンスが劣る。といった特徴があります。
「ミリ波」は、障害物の影響を受けやすく、電波が遠くまで届きにくい。
一方「Sub-6」と比較すると、「超高速通信」及び「超低遅延」での通信が可能で、「多数同時接続」にも強いという特徴があります。
と、このように同じ「5G」でありながら、特徴のことなるこの2種類。
これまでの「4G」と比較するとすれば、共に高速な通信が可能である。ということに変わりは無いようですが、「ミリ波」の方がより圧倒的な通信速度の向上が見込めるということです。
そんな中で、今回発表された「iPhone 12」シリーズ。冒頭でお伝えした通り「5G」に対応しました。
日本版モデルとアメリカ版モデル
この「5G」に対応した「iPhone 12」シリーズですが、日本版モデルとアメリカ版モデルとで、大きな違いが判明しましたd( ̄  ̄)
それが、上記で説明してきた「Sub-6」と「ミリ波」への対応状況です。。。
- 日本版モデルでは、「Sub-6」のみに対応。
- アメリカ版モデルでは、「Sub-6」及び「ミリ波」両方に対応。
と、このように同じ「5G」対応であっても、通信方式の対応に差があるということです( ̄◇ ̄;)
日本版モデルの仕様ページには下記のような記載。(「iPhone 12 Pro」にて比較)
「5G」の項目に、5G(sub-6 GHz)との記載。
次にアメリカ版モデルの仕様ページはというと、
「5G」の項目に、(sub-6 GHz and mmWave)の記載が、、、( ̄^ ̄)ゞ
ご覧の通りです、、
そう、この「and mmWave」という記述に注目です!
これまでの「iPhone」でも各国のモデルの違いで、対応する周波数が違うことはあったことです。
そして今回発表された「iPhone 12」シリーズにおいては、日本版モデルは「ミリ波」には対応せず、アメリカ版モデルでは「ミリ波」にも対応しているという現実が。
日本では、まだまだ各キャリアともに「5G」のエリアの整備・普及はほとんど進んでいない状況であることは確かです。
よって、「Sub-6」のみの対応であっても、それほど支障はなく快適に利用できるでしょう。
というか、「5G」自体のエリアの展開がまだまだなので、「Sub-6」の恩恵を受けることも稀でしょう(^◇^;)
しかし、できれば日本版モデルでも、「ミリ波」に対応して欲しかったというのが、率直な感想でした。。( ̄◇ ̄;)
日本の「5G」展開
日本でも各キャリアから、すでに「5G」に対応したAndroidスマホがリリースされています。
その中には、「Sub-6」はもちろん、「ミリ波」にも対応したデバイスも存在します。
とはいえ先述の通り、日本では各キャリアともに「5G」エリア展開は、まだまだだと言えざるを得ない状況です。
そういう状況だからこそ、日本版モデルの「iPhone 12」シリーズが「5G」対応はもちろんのこと、「Sub-6」&「ミリ波」にも対応したモデルを出して欲しかったのです。
日本において未だ根強い人気を誇る「iPhone」
その「iPhone」が「ミリ波」に対応してリリースされるとなれば、各キャリアともに「5G」エリアの展開、特に「ミリ波」への対応に本腰を入れてくるかもしれないと思っていたからです。
また、一部の噂では「iPhone 12」シリーズの中で、上位モデルにあたる「Pro」シリーズだけでも「ミリ波」に対応するのでは?と言われていました。
しかし、見事に外れてしまいましたね( ̄◇ ̄;)
来年以降の新型「iPhone」で、日本版モデルでも「ミリ波」に対応してくることに期待です。
というか、日本の各キャリアさん、「5G」エリアの展開を頑張って下さい。早く日常生活の中で「5G」の世界を体感したいです。
なのでこの先、Appleには日本版モデル「iPhone」の「ミリ波」への対応、そして各キャリアには「5G」サービスエリアの早期な拡充・整備に期待しながら、今回は終わりにしたいと思います。
では、今回は以上です。
ほなまた。
via NTTdocomo 「5G」