中古スマホ SIMロック解除
総務省が、中古で取引されているスマートフォン(スマホ)のSIMロック解除を、携帯キャリアに義務付けすることを発表しました♪( *´艸`)
つい先日、日経が総務省が中古スマホの「SIMロック解除」義務化を検討していると報じていたところです。
ついに中古スマホの「SIMロック解除」が義務付けられることとなるようです(‘◇’)ゞ
現在は「SIMロック解除」不可
現在、スマホのSIMロックに関しては、新品で購入したスマホは契約から一定期間経過すると「SIMロック」を解除できますが、中古で購入したスマホは「SIMロック」解除できないのが現状です。
中古でスマホで購入した際は、その購入したスマホを販売したキャリア、もしくはそのキャリアの回線を用いたMVNOのSIMを準備して利用するしか選択肢はありませんでした。
しかし今回の総務省の決定によって、携帯キャリアは自社が販売した中古端末について、SIMロックの解除に応じることが義務付けられます。
分割払いが終わっていない端末や、契約から100日といった携帯キャリアが定めた「SIMロック解除までに必要な期間」が過ぎていない端末、及び、盗品・不正取得などと確認された場合以外、携帯キャリアはSIMロック解除に応じる義務があります。
今回、総務省が中古スマホのSIMロック解除の義務付けを発表したのは、「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を8月28日付けで改正したことによるものです♪
改正内容の詳細は下記の総務省のページで確認できます。
また、当初の日経の報道の際には、2019年7月からとみられていましが、今回決定したSIMロック解除の義務付けの改正は、2019年9月から適用とのこと。
4年縛りにも規制
また総務省は、SIMロック解除の義務付けと同時に「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」も改正しています。
この改正は、俗に言う「4年縛り」での端末販売の際に、契約者に対し、同じプランへの再加入などの条件、自動更新の条件、解約時の費用などをわかりやすく説明することを義務付けるものとのこと。
「4年縛り」に関しても、先般より総務省が何かしら対策を行うものとみられており、携帯キャリアも「4年縛り」の条件見直し等の動きをみせていました。
一部では国が「いち業界」「いち企業」に対して権力をかざすようなことに否定的な意見もあるようですが、私個人としては、これまでや今回の総務省の携帯業界に対しての対応は概ね好感をもって受け止めています(‘◇’)ゞ
今後も、よりユーザ(消費者)視点に立った改善・改革に拍車がかかることに期待したいところです(‘◇’)ゞ
では、今回は以上です。
ほなまた。
via 総務省