iOS7.1の正式リリースから1週間が過ぎました。
お持ちのiOSデバイスをiOS7.1へアップデートした方も多いのではないでしょうか。
北米ではリリースから72時間ですべてのiOSデバイスのうち18%ものデバイスがiOS7.1へのアップデートを行ったそうです。
・iOS7.1の不具合
と、勢いを増すiOS7.1ですが、
リリース直後からFacebookアプリが起動しなくなったとか、iPhoneがフリーズしてしまい再起動を余儀なくされたといった不具合の話を見聞きすることもありました。
・iOS7.1でFacebookアプリが使えない!クラッシュが頻発!!その解決方法は?
が、iOS7.1では以前のiOSと比べるとフリーズや強制終了の不具合が大幅に減ったとre/codeが伝えています。
PCやスマホといったデバイスのパフォーマンスの統計をとっているCrittercismという会社によると、iOS7.1以前のiOSでは2%以上ものクラッシュ率だったものが、iOS7.1へアップデートをおこなったiOSデバイスではアプリのクラッシュ率が1.6%まで大幅に低下しているとのことです。
このことを伝えるAppleInsiderの記事によれば、iOS7.1では突然iPhoneがフリーズしてしまい正常な状態に戻すにはiPhoneの再起動を行わなければなければならなかったという証言や、スクリーンキーボードでの文字の入力の際フリーズしてしまい文字の入力ができないといった不具合など、依然iOSには複数のバグが存在しているようだとも述べています。
またAppleのサポートサイトではiOS7.1へアップデートをおこなった直後、iPhone5sのタッチIDの指紋スキャンが動作しなくなったと書き込みがあり、一部のユーザーでは改めて指紋の再スキャンを行い登録をし直すことによって問題が解決できたと述べているようですが、すべてのユーザーがこの方法で解消するわけではないようです。
以上のようにiOS7.1へのアップデート以降も一定のバグが存在し様々な不具合が生じることもあります。
しかし今回の調査では、それでもなおiOS7.1以前と比べるとiOS7.1では不具合の発生頻度は大幅に減り安定したものとなっていることを示しています。
私のiPhoneではいまのところ大きな不具合には遭遇していませんが、みなさんのiPhoneはいかがでしょうか。
もしも何かしらの不具合に遭遇しても、慌てずにアプリの再インストールやiPhoneの再起動をおこなうと正常に戻ることが多いです。
iPhoneにかぎらずスマホやPCといった機器にはフリーズやクラッシュといった不具合はつきものです。とはいえ、ストレスなくできるだけ正常に動き続けることを期待します。
今回の調査の1.6%とという割合が多いのか少ないのかは人それぞれの捉え方次第だと思いますが、Appleにはより一層安定したiOSの開発を期待します。
・不具合の解決策
それでも起こってしまった不具合はストレスです。
いざというとき不具合解消に役立つかもしれない手順をいくつか紹介します。
バックアップをしっかりとったうえで試してみると良いかもしれません。
【アプリの再インストール】
・iOS7.1でFacebookアプリが使えない!クラッシュが頻発!!その解決方法は?
【iPhoneの復元】
・iOS:iCloud または iTunes で iOS デバイスをバックアップして復元する
【iOSデバイスを工場出荷時の状態に戻す初期化】
・iTunes を使って iOS デバイスを出荷時の設定に復元する
【iOSのアップデートエラーの解決】
・iTunes での iOS のアップデートおよび復元に関するエラーを解決する
【Wi-Fi接続の不具合の解消】
・iOS:Wi-Fi ネットワークと接続に関するトラブルシューティング
今回は以上です。
ほなまた。