MicrosoftのCEOであるSatya Nadella(サトヤ・ナデラ)氏が、3月27日にクラウドとモバイルに焦点を当てたマイクロソフトのプレスイベントを行うことを予定しており、その場でiPad向けのOffice「Microsoft’s Office for iPad」の発表を行うのではないかと注目されている。
Microsoft Office 365 for iOS
ZDNetより。
ビル・ゲイツ氏の後継としてMicrosoftのCEOに就任したサトヤ・ナデラ氏が3月27日に初めて公の場に登場し「クラウドとモバイルコンピューティングに焦点を当てた」講演を予定しているそうです。
Microsoftは今月13日にサブスクリプション型の個人向けオフィススイート製品「Office 365 Personal」をこの春に発売することを公式ブログで発表していました。
この 「Office 365 Personal」をiPadでも動作させることができるネイティブアプリとして発表するのではないかとの噂です。
・Office 365 Personal
Office 365 Personalは、インストール版のOfficeアプリケーションを個人ユーザーがサブスクリプション契約で利用できる製品で、WindowsパソコンまたはMacパソコン1台と、タブレット1台で利用できるとブログ記事は述べている。ところが、この「タブレット」が具体的にどの機種を指すのか、ブログ記事では何も述べていない。
これまで同社がOffice 365について発表する時には、アプリケーションをインストールできるのはWindowsタブレットだと明言するのが通例だった。それが今回は、あえてあいまいな表現を取っているようにも見える。この言い方は、iPadやAndroidタブレットにもアプリをインストールできる可能性を残したものであることが考えられる。
このようにタブレット1台というのがiPadやAndroidタブレットも含まれているのではないかと噂されている所以のようです。
また一部では、3月27日のこのサトヤ・ナデラ氏の講演にて発表がなされた直後にAppStoreで配信が開始されるのではないかと伝えています。
ZDNetではMicrosoft幹部がWindowsタブレット、Androidタブレット、iPad向けのOfficeを開発中であることを以前より暗に認めてはいるものの、その製品投入の時期については明らかにしていないと伝えています。
Microsoftは既にiPhone用のOfficeアプリを公開しておりOffice365のサブスクリプション契約者が利用できます。また「OneNote」などの一部OfficeアプリケーションにはiOS版を展開しています。
今回のZDNetの報じているiPad版のOfficeネイティブアプリがリリースが真実だとすれば、デザインといったクリエイティブな職場に限られることが多かったiPadですが、これからはごく普通の職場や学校といったこれまで以上に多くの場で活躍する機会が増えそうです。
さて、Microsoftは来週にもiPad向けのOfficeを発表するのでしょうか。
注目しています。
今回は以上です。
ほなまた。