SONYが「VAIO」ブランドを売却? SONYのVAIOがMacOS搭載機となっていたら、、スティーブジョブスが夢見たSONYのVAIOでMac OSが走る日。

  1. Sony
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SONYが自社ブランド「VAIO」を手放すのか?というニュースが駆け巡っています。

ソニーが「VAIO」ブランドのパソコン事業の再建に向け、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京)と新会社をつくって事業を移す交渉に入ったことがわかった。

「VAIO」は1996年に発売され、洗練されたデザインなどで世界的に人気を集めた。ただパソコンはアジアのメーカーなどとの競争が激しく値下がりが続き、各社とも採算確保が厳しい状況だ。

(一部抜粋 出典:ソニー「VAIO」事業売却へ 国内ファンドと新会社作り譲渡

 SONYの「VAIO」といえば引用したように、パソコンのひとつのブランドとして大きく確立された、ファンも多い大きなブランドです。今回の報道がどう推移するのか今の時点では不明ですが、悲しいかぎりです。

 

 

と、ここにきて複数のメディアがかつてAppleのスティーブジョブスが

「VAIOとMacが一緒になって、新しい世界をつくらないか」とSONYに提案したことがあると伝えています。

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2001年、例年通りハワイでのゴルフで新年を祝っていたSONYの社長安藤氏と幹部。ゴルフコースの終わりで彼らを迎えたのはスティーブジョブスとAppleの幹部であった。

そして彼らが手にしていたのはMac OSが搭載されたVAIOコンピューターだった。Mac OSはAppleのハードウェア上でのみ利用可能なものだったのだが、盛田を尊敬していたスティーブジョブスがSONYのVAIOだけは例外として唯一Mac OSが稼働する他社製ハードウェアを実現しようとしていたのだ。

と、mobi.comが伝えています。

 

 

1997年にスティーブジョブスがAppleに復帰したとき、彼がした一番最初の事の一つはMac互換機の排除だった。それまでMacintosh互換機「SuperMac」を製造販売していたUMAXも例外でなく、互換機に自社OS(MacOS)を供給しないという方針変更を行い排除された。当時のUMAXのCEOがMac対応の唯一のメーカーとなりたいと交渉したがそれも叶わず終わった。

 

そのような中スティーブジョブスは2001年ハワイでSONYとのコンタクトをとった。

盛田を尊敬していたスティーブジョブスが、SONYのVAIOだけは例外として唯一Mac OSを搭載することのできる他社製ハードウェアを実現しようとしていたのだ。

 

スティーブジョブスが親日家であることは知られている

またスティーブジョブズがソニーの大ファンだったこともよく知られている。

SONYの元社長である安藤国威によると、SONYの会長であった盛田昭夫が特に好きなアメリカ人は「マイケルジャクソンとスティーブ·ジョブズだった」とあり、実際にアメリカのSONYへ彼らを招待し個人的な案内を行ったこともあるほど。

スティーブジョブス(Apple)と盛田昭夫(SONY)は個人的な付き合いをするほどお互いに好印象を持っていた。

安藤もまたAppleが好きだった。 彼はいつもMacとVAIOの哲学で非常に近いものを感じると感心し、 彼は特に1998年に発売されたiMacを賞賛した。

 

しかし「MacOSを搭載したVAIO」は実現しなかった。 

 

それはVAIOチームが、VAIOのハードウェアとソフトウェアのWindowsプラットフォーム用に最適化が終了していたことと時期が重なっていたからである。そのためVAIOチームのほとんどが反対した。

これがMacOS搭載のVAIOが形にならず終わった瞬間だった。

 

またSONYはそこから約4年半の間、AppleがMac OS XのIntelプロセッサ搭載バージョンPCの開発を推測できたであろうにかかわらず発表まで隠し通してきた。

 

その後もスティーブジョブスと盛田和夫(SONY)との関係は良好だった。

個人的に双方でコンサートやイベントなどに招待しあう関係が続いた。

 

転載元:The tales of Steve Jobs & Japan #02: casual friendship with Sony | Steve Jobs and Japan | nobi.com (EN)(一部抜粋・意訳)

 

 

この話、知る人は知っているそこそこ有名な話のようです。が、私は今回初めて知りました。

この記事を読んでいろいろなことを考えました。 もちろん「たら。れば。」の話ですが、もしもMacOSで動くVAIOが実現していたら、SONYを取り巻く環境もAppleを取り巻く環境も、いまとは劇的に違うことは想像に難くないです。

今回のSONYによる「VAIO」ブランド売却の報道が、もしもMacOS互換機のVAIOでブランドを確立していたらSONYは売却どころか営業利益の柱となっていたのかもしれません。

でも逆にAppleが唯一の例外としてSONYへのMacOS搭載を許可していたら、SONY以外へも提供と舵を切っていったかもしれません。そうした場合、いま現在のようなAppleブランドという価値はできていなかったかもしれませんし。

2000年代に誕生した、iPodをはじめiPhone、iPad、MacBook、どれも実現することなくAppleはまったく異なった製品を発表していたのかもしれません。

 

こう思うと2001年のハワイでのゴルフ場を起こったこのコンタクト。

その場に何名の関係者がいたのかはわかりませんが、もしもSONYの誰かがもう少し強くGOサインをだしていたら。VAIOのWindows用プラットフォーム開発の時期が少しでもすれていたら。

 いまある2014年とはまったく違った世界になっていたのかもと考えると、そのコンタクトが秘めてた可能性の大きさに驚きます。

 

といっても現実は現実、SONYによる「VAIO」ブランドの売却の話も然り、iPhoneがある世界にいる私はiPhone6がどうなるのかの話も然り、現在の状況をしっかりと見続けていきたいと思います。

 

 

 

今回は以上です。

ほなまた。

 

引用・参考元

ソニー「VAIO」事業売却へ 国内ファンドと新会社作り譲渡

Steve Jobs wanted Sony’s Vaio computers to run Mac OS X

Former Sony President Recounts Steve Jobs’ Desire to Launch an OS X-Compatible VAIO – Mac Rumors

特集 さよなら! 伝説のソニー なぜアップルになれなかったのか (3/4)|週刊ダイヤモンド|経済・金融・企業情報をタイムリーに伝えるビジネス誌。