「テクノロジ界の歴史を伝えるお金では買えないほどの価値のある品が、30年もの間、コロラド州アスペンのどこかに埋められたまま所在がわからなくなっていた。」
と始まる記事で、スティーブジョブスが埋めていたタイムカプセルが30年ぶりに発掘された模様をCNETJapanが伝えています。
発掘された際の動画が公開されていましたのでご紹介します。
記事によると、1983年にアメリカのアスペンで開催された「International Design Conference」(IDC)という催しでスティーブジョブスが、「iPad」や「App Store」のような技術の登場を予言するような講演を行いました。その際にApple製コンピュータ「Lisa」のマウスを使用しながら話を進めていました。
そして講演が終わると、そのマウスをIDC出席者たちから寄贈された他のコレクションと一緒に「Aspen Time Tube」と名付けられたタイムカプセルに入れられ埋められていたとのこと。
当初2000年に発掘する予定だったところ主催者が埋めた場所を忘れてしまい発掘することができなかった模様です。
今回、ナショジオの協力のもと調査を行い、ついに場所を突き止め発掘に成功したとのことです。その発掘の様子が動画で公開されています。
30年の月日を経て地上に戻ってきた「Lisa」のマウスです。もしもスティーブジョブスが生きていたらマウスと再会したときになんと言葉を発したのでしょうか。
その時の講演でスティーブジョブスが話した詳細な内容はわかりませんが、「iPad」や「AppStore」のような技術を予見していたということも驚きですが、自らの力でそれを形にしてきていたスティーブジョブスという人の凄さに改めて驚きました。
CNETJapanのサイトでは発掘された他の品々などの写真が公開されています。
S・ジョブズ氏のタイムカプセル–30年ぶりの発掘を写真で振り返る – CNET Japan
今回は以上です。
ほなまた。
引用元